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moon piece P-diary

青くて痛くて脆い 読後感想文
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    20200901_2772188.jpg


    「君の膵臓を食べたい」の作者のお話。
    読んでる途中、
    散々文句を書いてたけど、昨日までの夏休みの間に読み終えました。
    結論から言うと、すんげー面白かったw

    今日はその感想文。
    基本的にネタバレは無しで感想書くけど、
    本の背表紙やAmazonにある、この本の概要的な部分だけは書くよ。
    それすら知ってしまうのがイヤな方は、
    この先進むのはお控え下さい。



    まずは(ネタバレはないけど)
    ざっくりとしたあらすじ。
    映画の公式サイトから転用っす。
    (背表紙にも同じ内容の事が書いてあるけど、
     映画公式サイトの文が一番読みやすかったからこれを転載する。)

    ____________________________________

    人付き合いが苦手で常に他人と距離をとろうとする大学生・田端楓(♂)と、
    空気の読めない発言ばかりで周囲から浮いている秋好寿乃(♀)。
    ひとりぼっち同士の2人は磁石のように惹かれ合い秘密結社サークル【モアイ】を作る。

    モアイは「世界を変える」という大それた目標を掲げ、
    ボランティアやフリースクールなどの慈善活動をしていた。
    周りからは理想論と馬鹿にされながらも、モアイは楓と秋好にとっての
    “大切な居場所”となっていた。



    しかし、秋好は“この世界”から、いなくなってしまった・・・。



    秋好の存在亡き後、
    モアイは、社会人とのコネ作りや、企業への媚売りを目的とした
    意識高い系の就活サークルへ成り下がってしまう。
    変わり果てた世界。
    取り残されてしまった田端の怒り、憎しみ、すべての歪んだ感情が暴走しいく・・・。
    アイツらをぶっ潰す。秋好を奪ったモアイをぶっ壊す。どんな手を使ってでも・・・。
    楓は、秋好がかなえたかった夢を取り戻すため、親友や後輩と手を組んで「モアイ奪還計画」を企む。
    青春最後の革命が、いま始まる。


    ____________________________________


    面白そうと思った。
    しかも映画化して大々的に売り出してる話。
    これがつまらないわけがない!!
    そう思って本を購入して読み始めたものの、
    これがこれがどこまで読み進めても面白くならない(>_<)
    登場人物の秋好寿乃は物語の早い段階でいなくなってしまうんだけど、
    謎解きのような展開にはならない。
    物語はちっとも先に進まない。

    ちなみにこの映画のキャッチコピーはこれ。



    この青春には、嘘がある。

    誰も見たこともない驚愕の青春サスペンス。
    あなたは、この青春の“嘘”を見破れるか!?




    サスペンス・・・。



    えっ、一体この物語どうなってんの?
    誰!?
    誰が犯人なの?
    誰が秋好を亡き者にした??

    俺の一番の興味はそこだった。

    ところが読めども読めども面白くならない。
    物語は進まない。
    全部で349Pの小説。
    1/5の70Pあたりで挫折しそうになった。
    もう読むの止めるかなぁと。

    それでも我慢してもう少し読んだ。
    もう少し、150Pくらいまで読んでみて、それでもつまんなかったら。
    この本はもう読むのを止めよう。
    そう決めて読んだ。
    150Pの手前あたりからやっと面白くなってきたww
    そして250Pを過ぎたあたりからは読むの止まらなくなった。

    この小説のすごい所は秋好を亡き者にした『犯人』が誰だったか。

    今まで色んなミステリー小説を読んできた。
    犯人が誰なのかの衝撃で行くなら、
    若い頃に「仮題・中学殺人事件」って小説を読んだ。
    少々奇をてらった感はあるけど、

    「この小説の犯人は読者、つまり君なんだ」

    こういう書き出しで始まる話。









    次作の「盗作・高校殺人事件」では、

    「密室殺人。作者は被害者で、犯人で、探偵である。」

    こういうキャッチコピーのお話だった。









    いずれにしても、読み終えてトリックが分かった時の、
    「ほほぉお。そう来たか。そういう事だったのかぁ・・・」の思いと言ったら。

    本作で犯人が分かった時、
    「仮題・中学殺人事件」や「盗作・高校殺人事件」を読んだ時以来に
    久しぶりに感じた。

    「マジか!?。そう来たか。そういう事だったのかぁ・・・」

    作者にしてやられたと思った(>_<)
    言葉の魔術にやられた。

    こんちくしょー!!

    って心から悔しく思わせてくれたwwww
    そんくらい面白かった。



    本作についてもう一言言うなら、
    「タイトルが秀逸」過ぎる。

    誰だって若かった頃、
    やらかしちゃった事あるよね。
    若かった故に、やらかしちゃった事。
    大雑把に言えば、中二病的発言とか中二病的行動。

    若い頃行った行為や発した言葉、
    思い出して恥ずかしくてたまらないものってない?
    恥ずかしくて穴掘って隠れたくなるような記憶ってない?

    若さ故に(青さ故に)行った痛い行動、発言。
    そして若さ(青さ故に)故に脆かった自分。


    本作の登場人物である
    大学生の主人公達の行動や発言がまさにこれなの。


    青臭くて、
    見て(読んで)いられないくらい痛くてwww
    そして脆い。 


    キミスイを読んだ時は、
    主人公達のやりとりにキュンキュンしながら読み進めたけど、
    本作は、自分の若かった頃の痛かった行動や発言とか思い出しちゃってさ、
    読んでて気恥ずかしくなった。

    それくらい、
    誰もが経験してきた、

    青い、痛い、脆い

    が、ぎっしり詰まった話だった。
    興味があれば是非読んでみて下さい。おすすめします。
    150Pくらいまでは我慢と忍耐が必要だけどなwwww









    余談だけど、
    この作者の本読むのキミスイに続き2冊目だけどさ、
    読んでて思うのは、
    「えっ!?そこでやらないの?」っていつも思ってしまう。
    俺なら間違いなく・・・(>_<)と。

    よく分からないけど、これが草食系と呼ばれている
    今の若者達の生態なの?
    小説の中だけじゃなく、実際もこうなの?
    もったいねーなと思ってしまうwww
    若い頃、
    チャンスと可能性は自分が想像してる以上に転がっているのにって。





    以上感想おしまい。





    以下は、雑談。
    感想じゃないけど、この本を読んでいて、大学の頃のある事を思い出した。

    大学2年生の時のクリスマスイブ。
    この頃、彼女はいなかったけど、
    好きな女の子、猛プッシュしてた女の子はいた。
    (プッシュの仕方を今思い出すと、我ながら痛くて恥ずかしいwww)
    クリスマスイブ、一緒に過ごそうよと誘ったものの、
    イブの日はバイトのシフトが入ってるからって言って断られた。
    本当にバイトだったんかな?とこれ書いてて思ったw
    イブの日に?

    いずれにしても、イブの日、
    暇を持て余して、アパートの部屋でごろごろしてたら、
    最近友達になった「床上手ちゃん」から電話が来た。
    もちろん、本名じゃないけど、
    これに近い変わった苗字の子で、
    その子の事はいつも「床上手」「床上手」って呼んでからかってた。
    (このへんも痛いw)

    床上手ちゃんは江古田にある芸大の音楽科に通ってフルート吹いてた。
    広島出身。
    学生寮に住んでた。
    俺の1歳上。
    バイト先で仲良くなったこれまた俺の1歳上のKくんを介して友達になった。
    Kくんは高田馬場にある大学の学生。
    Kくんと床上手ちゃんはインカレのサークルで知り合ったらしく、
    随分前から友達だったみたい。

    クリスマスイブの日の夕方、
    突然床上手ちゃんから電話が来た。
    暇か!?今から寮の友達連れて遊びに行っていいか?
    お前んちでクリスマスパーティーしようぜと。
    なんも予定ないからいいよって答えた。

    1時間半後くらいに、
    鍋の材料とケーキを持って、
    床上手ちゃんと床上手ちゃんのお友達の「1人上手ちゃん」がやってきた。
    3人で鍋パーティーをやってケーキを食べた。
    味噌バター鍋ってのを上手ちゃん達2人が作ってくれた。
    それまで俺は鍋と言ったら、
    醤油味の寄せ鍋とか、シンプルな水炊きしか食べた事なかったから、
    味噌味の鍋、その上バターまで入ってるというハイカラさに
    痛く感動したのを覚えてる。

    床上手ちゃんと1人上手ちゃんはその日、
    床上手ちゃんを俺に合わせてくれたKの悪口をしきりと言ってたwww
    しつこい!!とか、洋服のセンスが悪い!とか、話が面白くないとかって。
    ヒドイなぁと思いながらも、俺はその話を聞きながら、横でコロコロ笑いこけてた。
    終電近くまで3人で飲んで、遊んで、
    2人は電車に乗って寮に帰ってった。


    その2日後、
    床上手ちゃんからまた電話が来た。
    時間あいてる?今から遊び行っていい?
    今日は1人で行っていいか?って。
    なんも予定なかったから

    「いいよ」

    って答えた。
    床上手ちゃんはお酒とコンビニで買ったおつまみを持ってやってきた。
    2人でテレビ観たり、ファミコンやったりしながらお酒飲んでた。
    飲んでる途中に、突然床上手ちゃんから告白された。
    「私、むんちんの事が好きなんだけど・・・。」って。
    リアルには、
    「私、むんちんの事好きじゃけん」だったか、
    「むんちんの事、好いとーけん」だったか覚えてないんだけど、
    広島弁で告白された。
    その日、床上手ちゃんは寮には帰らず、
    うちに泊まって行った。

    年が明けて、
    俺は好きだった女の子(イブの日誘ったけど断られた女の子)と付き合う事になった。
    そして俺はその子と9年つきあった。
    29歳までつきあってた。

    年が明けてバイトに行くと、
    Kくんは、なんかよそよそしくなってて、
    しまいには話しかけても無視されるようになった。
    バイト先でのKくんとの共通の友人から、
    Kくんは床上手ちゃんの事が好きだったって事を後々から聞いた。
    クリスマスイブの日にデートに誘ったけど、
    断られたらしいって話も聞いた。

    そうだったんだ。

    でも、この事について俺が謝ったりするのもなんか違うと思ったので、
    Kくんには何も言わなかった。
    それ以来、Kくんとは話もしていない。


    この本を読んでる時、なぜか急にこの時の事を思い出した。


    恥ずかしいからディテールとか全部ぼかして書いたけど、
    我ながら青臭かったし、
    痛々しいし、脆かったよなぁって思う。

    | - | 20:48 | comments(0) | - | - | - |
    無限ゴーヤ
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      DSC_2836.JPG
      最近阿保みたいに
      リピってる。
      これマジ美味いわ。
      こんな夏の終わりじゃなく
      夏が始まる頃に
      レシピ知りたかった。
      | - | 19:36 | comments(0) | - | - | - |
      炒飯
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        DSC_2835.JPG
        冷蔵庫に冷やご飯が沢山あったから
        それの消費。
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        ゆーはん
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          ちーは夜勤でいません
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          買い物した。
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            さあ、帰ろう。
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            ひるごはーん
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              休暇明けあるある。
              貯まってる書類に判子押すだけで
              午前中が終わった。
              腱鞘炎になるわ(>_<)
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              ひどい
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                今日から9月。
                8月は走り終わるたびにスイカを食べてたんだけど、
                とうとうスイカはなくなってしまったんだ。

                でも、僕は慌てない。
                こんな事もあろうかと思って、
                このジュースを買ってずっと冷やしていたんだ。

                スイカがなくなったらこれを飲もうと楽しみにしてたんだ。
                そして、今日がその時だった。

                一口飲んで吹き出した。


                クソ、まずwwwwwwww


                なんかさ、瓜の青臭い汁って感じ。
                最悪だったよ。
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                ジョギーング
                0
                  7.18km
                  51分30秒
                  平均ペース キロ7分18秒


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                  火曜の朝はオレンジ練。
                  日曜日に山走ってる時に
                  ブヨに刺されたゆーこちゃんの足を見せて貰った。
                  刺されてすぐポイズンリムーバーして毒吸い出したんだけど、
                  やっぱりブヨってすげーのね。
                  超腫れてた。
                  そんなに痛かったり、痒かったりはしないって言ってたから、
                  一応リムバーは効いてはいるんだと思うけど、
                  ブヨは怖いなぁと思った。
                  露出してる部分に刺されたとしたら、
                  それはなんとなく自己責任的な部分はあるかなと思うんだけど、
                  タイツの上から刺されてるからね。


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                  今日から9月なんだね。
                  なんやかんやで8月は久しぶりに300キロ越えて走ってた。
                  でも、例年の夏と比べると、
                  例年この時期は秋のウルトラにむけて
                  一生懸命走り込んでるから、
                  月間400kmとか行くんだけど、
                  今年は300km。
                  これがコロナの時代なんだなぁとしみじみ。





                  練習の後、
                  キャンプのおみやげをみんなに渡した。


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